こんにちは、moruです。
投資と聞けば、漠然と怖いイメージがあると思う方が
ほとんどだと思います。
「投資」とは資金を投げると書きますが、
投資の対義語はご存知でしょうか?
5秒ほど考えてみて下さい。
そうです、投資の反対は「消費」です。
お金の使い方には大きく分けて、
「消費」と「投資」があるわけですが、
当然、僕らは消費を中心に生きています。
ここで大切なポイントはなにかと言うと、
「消費脳」と「投資脳」は全くの別物であるということです。
「投資脳」と「消費脳」の大きな違い
基本的にほとんどすべての人は、
普段から消費を基準に生きています。
つまりは、「消費脳」で物事を考える癖がついています。
しかし反対に、投資をいざ実践して行くとなると、
「投資脳」で物事を考えていかないといけません。
では、消費脳と投資脳で具体的にどう違うのか?
次の図を見て下さい。
- 消費は感情で判断する
- 投資は利回り・リターンで判断する
まず、覚えておいて欲しいことは、
人は常に感情でモノを買うという事実です。
人が何かを消費する際に、
必ず何かしらの感情を満たすためにお金を支払います。
例えば、コーラを1本130円で買うとするなら、
喉が渇いてスッキリしたい!
コーラ美味しい!と感じている自分の感情を満たしたい!
と思うから、人は130円を支払ってコーラを買うわけでして。
それに対して、投資脳の場合は、
コーラに対しての感情は一切関係ありません。
砂糖には依存性がある!
この味でみんなに提供すれば定期的なリターンが生まれるぞ!
といった考え方の違いがあります。
例えば、4000万円の家で言えば・・・
この家に住んでこんな生活をして~、ここを子どもの部屋にして~
ん~!最高!!
と、その家に住んでハッピーな生活をしている
自分を想像して、その感情を満たしたいからこそ、
人は4000万円の買い物をするのです。
どれだけお金が足りなかったとしても、
人は感情を満たすためなら住宅ローンを組んででも家を買うんですよ。
それに対して投資脳の場合は、
感情よりも、利回り・リターンを考えます。
その家を4000万で買った時に、ローンの支払いと家賃収入を合わせるとどのくらいの利回り・リターンが生まれるか?
また、その地域の不動産価格が先々でどれだけ上昇し、売却時にどのくらいの利益が出るか?
このように、同じ家、4000万円の買い物でも、
消費脳と投資脳では視点が全く違うのが分かりますよね。
例えば、大学の学費はいかがでしょう?
息子さんは、
とにかくその大学に行って、大学生活をエンジョイしたい!!
そう思って奨学金を借りてでも大学に行きます。
それに対してご両親は、
その大学に行きたいという感情で学費を払うわけではありません。
息子がその大学を卒業すれば大手の会社に就職ができる可能性が上がって、安定した職と収入を与えることができる
といった、子どもの将来のリターンのことを考えて
親は高い学費を先行投資するわけです。
同じ大学の費用でも消費脳と投資脳では全く視点が変わります。
「子どもの教育は親の先行投資である」
という言葉もよく聞きますが、その通りです。
- 消費脳は感情ですべての判断をする
- 投資脳は利回りやリターンを冷静に見て判断する
同じお金を使うにも、消費脳と投資脳では
全く違った視点からのアプローチになることを
頭の隅に入れておくようにしましょう。
そして、もしこれから投資をやって行きたいなら、
消費脳ではなく、投資脳で考えられるようになる必要があるということです。
よく抱かれる「投資への誤解11選」
初心者の方々が投資をやる前に抱く投資に対する
イメージは以下の11個がほとんどです。
あなたはいくつ当てはまりますか?
ちなみに当初の僕は10個当てはまっていました。笑
以下、確認してみて下さい。
- 漠然となんか怖いイメージがある
- すごく賢い人がやるイメージがある
- 親や友人、知人が失敗したのを聞いたことがある
- 入れたら全財産がなくなるイメージがある
- ギャンブル要素が強いイメージがある
- とにかく難しいものというイメージ
- 自分には無縁のものだというイメージ
- 周りにやっている人もいなくて現実味がない世界
- お金を増やしたいけど減るのはイヤだ
- NISA?最近よく聞くけどよく分からない!
- ドラマでたまに株の話出てくるけど、お金持ちじゃないとできないものというイメージ
先に結論だけ言っておくと、
これらのイメージはすべて誤解です。
しかし、今は当てはまる項目が多くても全く問題ありません。
むしろ学校や職場で投資のことを教わらずに
今日まで来ているわけですから、皆さん知らないのが普通です。
これらのイメージが払拭されればされるほど、
投資を上手にできるようになるのは確かです。
このブログを読んでいただければ、
徐々に徐々に払拭できると思うので、
ゆっくりとついて来て下さい。
さて、勘の鋭い方は既にお気づきかもしれませんが
これらのイメージはすべて「感情主体」であることに気づきますでしょうか?
前述したように、投資は投資脳で考えなくてはいけません。
消費脳で考えると利回りやリターンを無視して、
感情が先行になってしまいます。
実は投資は投資脳を主体に利回りやリターンに
焦点を絞って考えて行くわけですから、
正しいやり方で投資すれば、比較的堅実に
資金を増やすことができます。
失敗する人のほとんどは、
消費脳(=感情を盛り込んで)で投資を考えてしまうことが原因です。
僕は投資の良いところは、
投資脳を養えるところだと思っています。
それは資金を増やせるだけではなく、
自分のお金や経済の知識の幅を広げることに直結し
人間成長に繋がるということです。
ぜひ、僕のブログをきっかけに、
新たな投資の世界の扉を好奇心と共に開いて行きましょう!
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