こんにちは、moruです。
投資をやる理由と目的を元に、
投資スタイルを決めて行きます。
こちらの記事を読んでいない場合は
先にこちらを読んでから下に進めて行ってください。
投資スタイルは概ね4つしかありません。
- デイトレード
- スイングトレード
- 中長期投資
- 投資信託(長期、積立、分散)
人それぞれなので何が良い悪いではなく、
理由や目的によって選ぶスタイルは変わります。
今回は各投資スタイルにおいて、
どんな人が向いていてどんな人は向いていないのか。
お話して行きますね。
デイトレード
デイトレはいわゆるテレビドラマで見るような、
PC画面が何枚もあって座ってやるスタイルです。
市場が平日の9:00~15:30まで開くので、
その日のうちに何度も取引をして利益を得ます。
デイトレのメリット
デイトレのメリットは、
その日のうちに取引が完結するので、
地合いや景気の影響を受けにくいことです。
リーマンショックのような暴落が起こっても、
デイトレはその日の取引なのでほとんど影響を受けません。
また、画面を常に見ながら頻繁に取引できるので、
少額からでも大きく増やしやすいです。
(もちろんスキルは必須ですが)
その日の値動きだけで取引するので、
もちろん、企業の分析なども一切必要ありません。
デイトレのデメリット
デメリットは、9時~15時半までは拘束されることです。
基本的にパソコンの画面の前に張り付いていないといけません。
また、PC画面も最低2枚以上は必要になります。
瞬時に注文を出すので、
ネット環境もきちんと高速のモノが望ましいです。
つまり、場所が限定されてしまうのが難点です。
デイトレに向いている人
- 平日の日中(9時~15時半)に株に取り組める人
- PC画面に張り付くのが苦にならない人
- 日を跨ぐ取引が怖いと感じる人
- 投資に使える元本があまりないという人
- ゲーム感覚でリアル相場を楽しめる人
デイトレに向いていない人
- 平日の日中に仕事がある人
- PC画面に張り付くのが耐えられない人
- 朝起きるのが苦手な人
- 感情的になりやすい人
スイングトレード
まさに僕はこれです。
1度株を買えば、数日~3ヶ月くらい保有して、
ゆったり取引して行くスタイルです。
必要なのはPC1枚とスマホ。
実際の僕の取引環境はこんな感じです。
基本的には平日の日中は株を見ません。
夜になると1日1回チェックして注文する感じです。
サラリーマンの人はデイトレよりも
スイングの方が取り組みやすいです。
また、チャートの分析と企業の分析の
両方を活用して取引して行きます。
スイングのメリット
僕の感じるスイングの一番のメリットは、
ネットが繋がれば場所はどこでもできること。
あとは、常に画面に張り付く必要がないので目が疲れません。
僕は朝が弱いので、
スイングであれば朝起きなくてもOKですし、
仕事をしながら併せて取り組みやすいんですよね。
また、デイトレ同様に
元手が少なくても増やして行きやすいです。
スイングのデメリット
一度株を買えば日を跨ぐのがスタンダードなので、
地合いや景気の影響を受けやすくなります。
もちろん、一定の損失が出るケースもあります。
また、信用取引を行う場合は、
デイトレよりも手数料がかかります。
(デイトレは一日信用を使えば手数料無料)
スイングに向いている人
- 本業をしながら株に取り組みたい人
- PC画面に張り付くのが苦痛な人
- スマホでやりたい人
- チャートと企業分析の両方をできるようになりたい人
- 投資に使える元本があまりないという人
スイングに向いていない人
- 日を跨ぐのが怖いと感じる人
- 取引中はずっと張り付いて見ていたい人
- 感情的になりやすい人
- ガラケーの人
中長期投資
スイングトレードよりも長い時間軸で投資するスタイルです。
1度株を買えば、数ヶ月~数年単位で保有します。
しっかりと企業分析をして投資し、
長期目線で保有される方が多い印象です。
中・長期投資のメリット
資金力がある人なら最強だと思ってます。
なぜなら、長い保有期間の中で、
配当を得ながらガッツリキャピタルゲインも得られるからです。
そのうえ、ずっと持っているだけなので、
特に労働は皆無です。
誰しもが目指したいステージではないでしょうか。
中・長期投資のデメリット
一番のデメリットは、取引回数が少なくなる分、
元手が少ないと増やしにくい点です。
元手が少ないと配当もほんのわずかしか入りません。
例えば、1億円あれば、配当利回り4%で
毎年400万円の配当収入を確保できますが、
100万円しかなかったら、同じ4%でも
毎年4万円しか配当収入が確保できません。
元手が少ない時期は取引回数を増やして
回転的に資金を増やして行く方がいいです。
また、企業分析を徹底的にやるので、
株を買うまでに時間と労力がかかるのも難点です。
中・長期投資に向いている人
- 元手がすでに数千万~数億ある人
- 企業分析をするのが好きな人
- 配当収入を得たい人
- 本業の年収が1~2000万以上など高い人
- 市場の動きを察知する経験値が身についた上級者
中・長期投資に向いていない人
- 元手が少ない人
- 企業分析に時間を割けない人
- 途中で現金化する必要が出てくる可能性のある人
- 投資経験が少ない人
投資信託(長期、積立、分散)
投資信託はプロにお任せするスタイルです。
積み立てる日を毎月〇日に設定して、
毎月〇日になったら自動的に積み立てる形式なので
あなた自身は何もしなくてOKです。
投資信託のメリット
一番のメリットは、
自分で取引をする必要がないので、
どんな🔰の人でもできることです。
貯蓄の延長線で、
ローリスクローリターンですが、
コツコツと積み立てて増やすことができます。
また、投資初心者でも安心して買える
優秀な金融商品も数多く存在しています。
なので、銀行に預金するくらいなら、
間違いなく投資信託でコツコツ積立た方が
20~30年後には後者の方がリターンを得られます。
また、積み立てることでクレジットカードの
ポイントも貯められるので一石二鳥です。
投資信託のデメリット
信託手数料がかかります。
ネット証券を使えばだいぶ手数料は安いですが、
銀行の窓口で投資信託をやるのは手数料が高いのでオススメしません。
また、一番のデメリットは、
あなた自身の投資スキルは向上しないことです。
すべてファンドに依存する形なので、
もしそのお金がなくなったとしたら、
自分の力で立ち上がることができません。
僕が投資信託をオススメしない一番の理由は、
投資スキルにならないからです。
お金は増えてもスキルが磨かれないなら
それはあまり価値がないと思ってます。
投資を自分でやる場合の話なので、
もちろん投資を貯蓄の延長線でやる人には全く問題ありません。
投資信託に向いている人
- 投資スキルを必要としていない人
- 貯蓄の延長線で積み立てたい人
- 老後に向けての資産形成を長期的にしたい人
- 年収が退職まで安定している人
- 積立NISAを活用したい人
投資信託に向いていない人
- 依存したくない人
- 自分の投資スキルを向上させたい人
- 株や経済の知識をつけて視野を広げたい人
- 30~50代の若いうちにお金を使えるようになりたい人
今回のまとめ
投資スタイルは人それぞれです。
あなたの投資をやる理由と目的によって、
極めるべき投資スタイルは変わりますので、
今回の記事を参考に、ご自身の歩む道を検討してみて下さい。
投資スタイルが決まれば、
あとは勉強して実際に行動していくだけです。
それではまた!
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