こんにちは、moruです。
投資初心者の方は証券口座と聞いても、
いまいち馴染みがない人が多いです。
ただ、もし投資を始める場合には、
銀行口座ではなく証券口座を開設する必要があります。
なぜなら銀行口座では預金することはできるけど、
株や投資信託を買うことはできないからです。
一方、証券口座では株や投資信託も売買できるし、
その他、債券(国債や社債)や為替通貨の取引、
金やプラチナなどあらゆるモノが取引できます。
大事なのは、銀行口座と証券口座を
上手く使い分けてお金を管理することです。
銀行口座と証券口座をどう使い分けるか?
銀行口座は生活用、証券口座は投資用に
銀行口座は生活する中で活用します。
(例えば、引き出しや支払いなど)
ただ金利が低すぎて
お金を増やすにはめっぽう弱いので、
お金を増やすのは証券口座で行うのがセオリーです。
証券口座は銀行口座のように
日々の引き出しや支払いはできませんが、
投資で増やすことができます。
- 銀行→いつでも引き出せる用のお金を入れておく
- 証券→増やす用のお金を入れておく
って感じです。
半年分を銀行口座へ、残りを証券口座へ
まあ半年ではなく3ヶ月分でもいいんですけどね。
このくらいの割合でお金を分けて管理するとgoodです。
例えば、毎月20万円使う人の場合なら、
半年分の120万円を銀行口座に入れておいて、
残りを証券口座に入れて資産運用で増やすみたいな。
ちなみに一般的には、
銀行口座でお金を運用することを「貯金」と言い、
証券口座でお金を運用することを「投資」と言います。
厳密に言えば貯金も投資なんですけどね。
銀行預金はリスクが最も少ない投資です。
その分、リターンも少ない。
一方、証券口座での運用であれば、
例えば利回り4%の株を買ったとすると、
年間で4万円増やすことができます。
(=インカムゲイン)
さらに、その株が上がっていたとすれば、
株を売却した売却益も入ってきます。
(=キャピタルゲイン)
例えば、1株1000円の銘柄を100万円分買うなら、
1000株保有することになりますよね。
その銘柄の株価が1200円に上がっていたら、
売却すると+200円分の売却益が得られます。
1000株保有しているのでこの場合は、
+200円×1000株=+20万円の利益になります。
このように証券口座での投資は
インカムゲインとキャピタルゲインの
2種類の収益を得られるので、
銀行口座よりもリターンを見込めますが、
その分、預金よりもリスクはあります。
この両者の特性を認識したうえで、
リスクとリターンを考えながら行動することが大切です。
銀行口座に1000万以上置くのは全く意味ない
よく貯めた預金をずっと銀行に置いている
ご年輩の方もいらっしゃいますが、
ぶっちゃけ今の時代、意味ないです。
なぜなら、銀行が万が一破綻した場合に、
法律で1000万までは保証されますが、
それ以上は保証されないからです。
以下を見てください。
銀行口座の預金は元本1000万円までしか
銀行にそれ以上を置く理由がありません。
残りは証券口座に入れて管理するべきです。
証券口座の場合、各証券会社は法律上
「分別管理」が義務づけられていて、
もし証券会社が破綻してもすべての資産が守られます。
分別管理というのは、
各証券会社がユーザーの資産を
会社の資産とは別に分けて管理しないといけない決まりです。
つまりこれどういうことかというと、
証券会社が破綻した場合、ユーザーの資産には
一切手を出せないということです。
なので余計に安心してください。
証券会社が破綻した場合は、
預けている資産は一切失われず全額返金されます。
またこれは日本ではほぼないケースですけど、
万が一証券会社が破綻した際にその証券会社が
法律に違反して分別管理をしていなかった時は、
銀行のペイオフと同じような感じで、
日本投資者保護基金という所からユーザーごとに
1000万円までと利息分が保護される決まりになっています。
いちおうご参考までに。
証券口座は作っておくとよい
証券口座はいずれも銀行口座と同じく、
申し込めばいつでも無料で作ることができます。
僕はSBI証券をフル活用してます。
あとは、マネックス証券も必須です。
マネックス証券を作ると、
「マネックス銘柄スカウター」というツールが
無料で活用できるようになるのですが、
これは最高峰の企業分析ツールです。
今回のまとめ
銀行口座に1000万以上置いていても
さほど意味はないことをご認識いただけましたか?
資産を自分で管理するべく、
銀行口座と証券口座を上手く使い分けましょう。
資金をどこに置くか?
どうせ置いておくなら、利回りが高いところに置く
この意識(=投資脳)が大切です。
その積み重ねで5年後、10年後の資産形成に
大きな差ができてくるということです。
それではまた!
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